今日は、ダイエットと睡眠について書いていきたいと思います。
目次
ダイエットと睡眠の関係
ダイエットと睡眠はどのような関係があるのでしょうか?まずはその関係について書いていきたいと思います。よくダイエットをしていると耳にするのが、しっかりと睡眠をとることで代謝が良くなってダイエットに良いということを耳にします。では、その根拠はどうなのでしょうか?
実は、睡眠時間によって体の食欲をコントロールするホルモン分泌に影響を及ぼしてしまうことがわかっています。
睡眠時間が短いと、「グレリン」という食欲を増進ホルモンの分泌が増加し、「レプチン」という満腹中枢を刺激するホルモンの分泌が減るため、食欲が増すことがわかっています。なので、睡眠時間が短いとダイエットには良くないとわかります。
ホルモンの働き
では、睡眠時間によって増減する2つのホルモンについて書いていきたいと思います。
レプチンとは?
レプチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンであり、脂肪が増加していくと満腹中枢に働きかけて食欲を抑えたり、脂肪を燃焼してくれる作用があります。しかし、脂肪の増加が激しかったりすると食欲抑制力が効かなくなってしまい、またレプチンが高くなっていくと感染症予防のための炎症が強く起こり健康にもよくありません。以上のことから考えると、少なすぎても肥満になり、多すぎても健康に良くないため、適量が一番となります。
グレリンとは?
グレリンは胃から分泌されるホルモンで、グレリンが分泌されると食欲中枢が刺激され、食欲が増していきます。グレリンは、成長ホルモンの分泌を促進したり、消化器官系の動きを活発にし食欲を増進する働きをもっています。グレリンも、体がエネルギーを求めるときなどに分泌されるホルモンであり、こちらも空腹時など適度に分泌されることが良いとされています。
どのくらいの睡眠が理想なのか?
では、どのくらいの睡眠時間が理想なのでしょうか?
多少のばらつきはあるのですが、7時間が理想と言われています。また、睡眠の質なども関係あるので、6~8時間位と考えればよいのではないでしょうか?あとは、自身が気持ちよくすっきりなれる時間がメンタル的にも理想ではないかと考えられます。
まとめ
では、今回の記載のまとめを書いていきたいと思います。
・ダイエットと睡眠は関係あり、特にホルモン分泌に影響を及ぼす。
・寝るとレプチン(ダイエットにいい)ホルモンが分泌され、寝不足だとグレリン(食欲が増す)ホルモンが分泌される。
・理想の睡眠時間は約7時間前後
あとはやはり、自身が気持ちよくなれるような睡眠がダイエットに関しても体と心の健康に関しても重要だと思います。