今回はなかなか社会人になってからすることはない、ぶら下がりや懸垂を行える。ぶら下がり健康器の身体への効果について書いていきたいと思います。
目次
ぶら下がり健康器とは?
ぶら下がり健康器とは何でしょう?って方もいるかもしれません。なので簡単に説明していきます。
イメージしやすいのはちょっと手を伸ばしてつかむことが出来る小さめの鉄棒みたいにしっかりしているパイプ製のハンガーラックのようなものです。
昭和50年前後くらいにはぶら下がり健康法というものが流行っていて人気があった健康器具です。
ぶら下がり健康器の使い方と効果
ぶら下がり健康器の使い方については主に2種類あります。
・ぶら下がり運動
・懸垂を行う
ではこの2つの運動の方法と身体にどのような効果があるか説明していきます。
ぶら下がり運動
方法といっても特に言葉のままなのですが、ぶら下がり健康器にぶら下がります。時間は約1分間朝や夜などすきま時間などに行います。いつでも問題ありません。
ぶら下がる際は足がついても大丈夫です。身体にしっかりと自重がかかっていて伸びているなと感じていれば問題ないです。
これだけでも様々な効果が期待できます。普段あまり伸ばすことのない背中や肩などの筋肉を伸ばすことにより、肩こりや腰痛予防が期待できます。
また、筋肉を伸ばすストレッチになるので血行促進効果も期待できます。そして、姿勢の改善にも効果が期待できます。上半身の筋肉は意識してトレーニングなどをしたりしないと、デスクワークなどが中心の社会人の方はあまり鍛えることが出来なく、ぶら下がり健康器によって鍛えられる、肩回りや背筋などはダイエットに対する効果も期待できます。
懸垂を行う
懸垂はぶら下がる運動以上にきついですが、ぶら下がりの効果に加え、背中や肩、腕の筋肉などを鍛えることが出来ます。ぶら下がる自重のみでも鍛えられるのですが、懸垂をすればより効果的に鍛えることが出来ます。
方法は、ぶら下がり健康器にぶら下がり、10回前後懸垂を行います。その際、出来るだけ広めにぶら下がり健康器の捕まる棒をつかんで行った方が負担が少ないです。
何セットかできる方はするとよいと思うのですが、ダイエット中の方などで体重がある方や筋力に自身の無い方は10回まで行かなくてもできる範囲でやるとよいと思います。
特に懸垂を行うときなのですが、あまり無理にやりすぎてバランスを崩したりしないよう気を付けることが必要です。また、負荷がかかりすぎると身体を痛めることがあるのでそこの注意は必要です。
まずは軽く足をつけて、自重をかけていき様子を見ることも重要です。
まとめ
今回の記事のまとめていきます。
・ぶら下がり健康器の運動方法は初めはぶら下がるだけ、慣れたら懸垂などの筋トレもまぜる。
・あまり社会人生活で使わない部分がストレッチされたり、鍛えられ、姿勢改善、血流促進につながりダイエットにも効果あり。
この頃はあまり聞くことのないぶら下がり健康器やぶら下がり健康法ですが、デスクワークが多い今の生活習慣で、負担のかかる、肩や背中を伸ばしてくれるので、ダイエットのみではなく健康を考える上でもとても良い運動です。ぶら下がり健康器などを手にする、または効果がありそうだなと思った方は試してみると良いかと思います。