今回は、ダイエットと平常時(何もしない)ときのカロリー消費について書いていきたいと思います。何もしないでも人間はカロリーを消費していくのはわかると思うのですが、実際どのくらい消費してるのかはわからない方が多いと思います。
人は何もしていなくゴロゴロしているだけでもカロリーを消費していきます。主に消費カロリーは3つの大きな分類に区別されます。その3つとは「基礎代謝」「生活活動代謝」「食事誘発性熱産生」と3つの分類になります。では、「基礎代謝」「生活活動代謝」「食事誘発性熱産生」とはどのような内容なのか紹介していきたいと思います。
目次
1.基礎代謝
基礎代謝とは、何もせずじっとしていても生命活動を維持していくために自然に行われている活動で必要なエネルギーのことです。例としては「呼吸をすること」「心臓が鼓動する」「血液の循環」「体温調節」等色々と自然に無意識に行われている活動で消費されるものをいいます。ゴロゴロしてても消費するカロリーですね。
基礎代謝の計算方法は、「基礎代謝基準値×体重」ととても単純です。しかし、体重はわかるのですが基礎代謝基準値というものがよくわかりません。基礎代謝基準値は厚生労働省のサイトに掲載されています。
e-ヘルスネット(厚生労働省)を引用
ちなみに、私の基礎代謝基準値は「30-49歳の22.3 」にあたるので、今日の体重「97.6kg」と一緒に計算すると
22.3×97.6=約2176kcal
なんと「約2176kcal」なにもしないで消費しています。こんなに消費してるのに太るのは食べすぎですね。
2.生活活動代謝
これは「家事」「通勤」等の日常的に動くものになります。これは、人それぞれですね。私の場合は自転車通勤なので前の記事で示したようにかなりの消費カロリーになります。
3.食事誘発性熱産生
食事誘発産生とは食べ物を消化したときに、発生するエネルギーになります。食べ物を食べると体が暖かくなったり、汗をかいたりするようなものですね。
4.まとめ
この「基礎代謝」「生活活動代謝」「食事誘発性熱産生」が大体の割合で「基礎代謝が50~60%」「生活活動代謝が30~40%」「食事誘発性熱産生が10%」とおおよそですが言われています。なのでざっくりですが、基礎代謝の倍1日に消費していると考えればわかりやすいのではないでしょうか?なので、私の場合は、「約4300kcal」を1日に消費していることになります。なのでこれをカロリーを考えてダイエットをする上での目安にするといいかもしれません。