「水ダイエットとは?」と疑問に思う方は少ないのではないでしょうか?その名の通り水を飲んでダイエットをする方法です。
しかし、方法や効果、行う上でおすすめの実践方法などはよくわからない方が多いのではないでしょうか?
なので、今回は水ダイエットについて『方法』『効果』『おすすめの実践方法』に分けて紹介していきたいと思います。
目次
水ダイエットの方法
水ダイエットといってもただひたすら水を飲めばいいわけではないのです。
ちゃんとした方法があります。そちらを紹介していきます。
どのくらい飲めばいいの?
よく聞く情報を見ると「水を1日約2L飲む」と聞いたりネットで見ると出てくると思います。
しかし、これは誤りというか説明が足りていない情報です。
正しい情報は「体重が50kgの人は水を1日約2L飲む」というのがしっかりとした情報になります。
これは「50kg×4%」という計算から導き出される答えです。
体重の4%の水を1日に摂取するというのが正しい情報になります。
なので、例えば倍の100kgの人が水ダイエットを行うとしたら1日に約4Lの水を飲まなければなりません。
なぜ4%なのかという根拠としては、厚生労働省のHPに「健康のため水を飲もう推進委員会」で作成されたポスターが公開されています。
『https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000506528.pdf』
厚生労働省HP「健康のため水を飲もう講座」
こちらでは体重の60%が水分でつくられており、60kgの成人男性の1日の水の摂取目安量が2.5Lと示されています。
こちらから割合を計算すると「4.1666・・・%」となっています。
正確には少し多めとなっていますが大体4%が摂取目安量となっています。
他にも海外の健康サイトなどで摂取目安量などが出ているのですが、厚生労働省関係の日本人に向けたものが目安になると考えこちらが根拠になると思います。(ちなみに海外の目標摂取量はこちらの目安よりも多くなっています。)
水の温度は?
水の温度に関しては、様々あるのですがダイエットに関しては、常温又は温かい状態が良いです。
体温を上げ代謝を良くする効果があるようです。
冷たい飲み物は、内臓に負担を掛けてしまうことがあり、水ダイエットのように結構な量を摂取する場合は避けた方が良いと思われます。
なので、常温の水または温めた水(白湯)をできるだけ取るように心がけることが良いでしょう。
水を飲むタイミングは?
水は一気に飲まないでコップ1杯くらいを目安にこまめに分けて飲むことがよいとされています。一気に飲むと身体を冷やしてしまい内臓に負担を掛けてしまいます。ダイエットには良くないです。
その中でも特に飲むタイミングは、『起床時』『就寝時』『入浴前後』『運動前後』などは摂取するように心がけましょう。
水の種類は?
水ダイエットにおすすめの水は硬水と言われています。硬水とは1リットルあたりの水に含まれるマグネシウムとカルシウムの量が120ミリリットル以上の水です。ミネラル分が多く含まれているためダイエットにも良いとされています。
硬水の代表はコントレックスですね。
この水は便秘の方にはおすすめします。人によると思いますが毎日水ダイエットをこの水で行うと、おなかが緩くなって個人的には大変になると思います。
なので、私的には継続するとかなりの量にもなりますし、コスト面でも水道水や日本の軟水で行うのが良いと思います。
水ダイエットの効果
水ダイエットはどのような効果があるのでしょうか?ダイエットに関わる効果を書いていきたいと思います。
基礎代謝が上がる
水分をしっかりと体内に補給することで、筋肉などの細胞に水分が行きわたることや、体が水により冷やされることによりその体温を戻す働きが身体で起こり、基礎代謝が上がります。
基礎代謝が向上することにより、より太りにくく痩せやすい体質になっていきます。
むくみ解消
水分不足により身体が水を貯め込もうとしてしまいむくみが起きてしまいますが、水ダイエットにより目標量を摂取すると身体に水が行きわたり十分な量を摂取できていると判断されむくみ解消につながります。
老廃物排出効果
水分をしっかりと補給することにより、水分不足による便秘や排尿回数の減少などが改善され、体内で不要になった老廃物の排出がより効率的に行われるようになります。
食べ過ぎ抑止
水ダイエットの目標摂取量を意識すると、水によって空腹感が抑えられると思います。しっかりと栄養は摂取した方が良いのですが、メンタル的にも水による空腹感減少は効果があり、食べすぎの抑止につながります。
肌がきれいになる
体内の水がきれいにものに変わることや、乾燥の改善、老廃物排出効果による、ニキビなどの吹き出物が、水ダイエットをしていない時に比べ改善され、肌がきれいになることにつながります。
おすすめの実践方法
上記の方法より実践するにおすすめの方法を書いていきます。
容量が分かりやすい容器を使用する
コップなどでも良いのですが、小さいものではなく出来るだけ容量が大きいものを使用すると良いです。500mlのペットボトルなどもわかりやすくてよいかと思います。小さい容器だとこまめに補給しないといけなくなるため、仕事などをしながらなどでは難しくなってしまうと思います。また、こまめに水を飲んでいても意外と摂取量が少なかったりすることもあります。そのため、容量が分かることは摂取量を把握する上で重要です。
トイレに行きやすい状態で行う
水ダイエットを行うと頻繁にトイレに行くことになるので、行う際は出来るだけトイレに行きやすい環境で行うことが大切です。行けない状態になると事前にわかるのであれば、その前は水分を取りすぎるのは控えた方が良いでしょう。
カロリーの高い飲み物は避ける
カロリーの高いものを摂取しすぎると水ダイエットなのに元も子もありません。できるだけカロリーの高い飲料は避けましょう。
まとめ
水ダイエットで特に重要となるポイントをまとめたいと思います。
・体を冷やしすぎないように意識する
・硬水・軟水などの種類は飲んでみた体調に合わせて選択
・摂取量は把握できる容器などを使用する
・トイレは行きやすい環境にする
この4点は行う上で重要となると思います。
皆さんも水ダイエットはわりと簡単に行えるので、やり方をできるだけ意識しながら無理のない方法で実践していくと良いと思います。